オフショア投資、はじめました。
こんにちは!(@huuko23)です。
2月に入った途端世界同時株安で今まで着々と増えていた含み益が一旦マイナスとなりシュンとしています。(笑)
ですがこういった下落相場でも強いのが積立投資のいい所ですよね!株安となった場合は株価が安い分、月々の積立資金で沢山買えますから。
さてさて、とはいえ投資には元本保証がありません。学費などいずれは必ず使う資金なのでそういった時に元本が傷ついてしまうケースはできるだけ避けたいですよね。
そこで、我が家はそのリスクヘッジとして
オフショア投資をはじめました!
オフショア投資って何?!
オフショア地域と呼ばれている所で投資を行うことを指します。
オフショアとは税制が他国に比べて優遇(低率)もしくは無いエリアのことです。
具体的には香港、シンガポール、ケイマン、マン島、セーシェル、サモアなどが挙げられます。
配当収入や利子収入にかかる税金(インカムゲイン税)や売却益や譲渡益にかかる税金(キャピタルゲイン税)が優遇されているのです。本来税金に回すお金を投資に回すことができるので日本では考えられないような高利回り金融商品が沢山存在します。
世界中の企業や投資家がオフショアを利用・経由してビジネスを展開しており、世界中のお金が集まるのです。
(一説には世界中の資金の1/2以上がオフショアで動いているとか・・・)
オフショア投資に欠かせない存在
日本の保険・証券会社と違い、オフショア地域の金融商品や保険地域は商品を作る会社と運用する会社が違います。
この投資運用を専門に行う企業のことをIFA(Independent Financial Advisor)と呼びます。
オフショア投資をするにあたってはこのIFAを介して商品の情報を得ます。
日本から一番近いオフショア地域として香港が挙げられますが、香港にあるIFAだけでも300社を超えるそうです。
この中から過去の運用成績を見たり日本人サポートを受け入れているところを見つけるといった流れとなります。
しかし、日本人が海外IFAと直接契約するのではなくサポート企業を介して契約することがほとんどだとか・・・
(諸外国では日本人はマネーリテラシーが低いという認識があり、サポート企業を通して顧客とコミュニケーションを図るそうです)
オフショア投資の最大のデメリット!
いきなりデメリット?!?!
そうなんです!オフショア投資をはじめたいと思ってもいきなり最大の壁が立ちはだかります!!
それは 情報量の少なさ
国内でIFA業を営み、オフショア商品を販売することは金融庁から認められていないため、国内ですでにオフショア投資をしている方に話を聞いたり、IFA紹介などのサポート業をしている企業に接触する必要があるかと思います。
なんだか話の雲行きが怪しくなってきましたね!!(笑)
だって、買いたい金融商品にたどり着くまでにどんだけ間挟むねん!!て、思いましたもん。
この情報量が少ないのをいい事に詐欺まがいなことをしている業者や人も居るとのこと・・・
私もオフショア投資について調べた際には詐欺が多いです!といった内容のことばかり出てきて不安でした・・・(汗)
サポート業をしている人や企業には日本の保険代理店のように契約を得るごとにコミッション代が入ります。このコミッション代を貰うために月々の積立金を高く出すように誘導したり、契約期間もより長くするように仕向けてくる事もあるそうです。
セミナーに行くと知らぬ間に契約に持ち込まれていたという話もちらっと聞きました・・・
オフショア投資の中には積立期間5年といったものもありますし、月々の積立金も200USDから可能というものもあります。現に私は月々の積立金200USDで契約できました。
私が契約したオフショア投資とは?
お待たせしました。私が実際に契約したオフショア投資について紹介します。
それは 「Investors Trust社のS&P 500インデックス」 という商品です。
パスポートがあれば国内に居てもオンライン申し込みで契約出来ました!
・年間拠出は2400USDから(月200USD)
・元本確保付き(10年プラン100%、15年プラン140%、20年プラン160%)
・ロイヤリティボーナス(1〜10年の拠出金に対して7.5%、11〜15年の拠出金に対して7.5%、16〜20年の拠出金に対して5%)
・死亡給付金あり(期間中の条件に当てはまる場合アカウント評価額の101%)
というものです。
すでに学費については積立NISAを始めていますが、元本保証がないためリスクヘッジとして学資保険がわりに契約しました。
オフショア投資は手数料負けする?
ITA社 S&P500インデックスの手数料は以下の通りです。
①年間管理手数料 1.7%
②プラン手数料 月7USD
③資産管理手数料 1.5%
私は月200USDの積立を行うので1年目に払う手数料は
①年間手数料が40.8USD、②プラン手数料が84USD、③資産管理手数料が36USDとなります。
15年間だと総額10476.2USD(1USD110円だと15年で約115万2382円!)
ウッヒョー!手数料負けしそうですよね!!
ですが、この商品は15年間減額なく積立れば140%分の元本が確保されます。2400USD×15年で36000USDですが、50400USDまで保証してくれます。
そこから手数料を引いても39923.8USDは最低でも保証してくれるんです。
この保証は高格付金融機関の仕組債により確保されます。
高格付金融機関とは、Standard&poor's、Moody's、FitchによりA以上に格付けされた投資機関のことで発行者は、ドイツ銀行・シティ銀行・HSBC・モルガンスタンレー、バンクオブアメリカ・メルリンチです。
これら全ての銀行が破綻してしまうと資金の一部もしくは全てが失われる可能性があるとされています。
それってどれぐらいの可能性なのでしょうか?
先ほど述べた金融機関は日本のメガバンクと同等もしくはそれ以上と格付された所ですのでそれらが破綻する状況となると日本の銀行や会社の方がもっと悲惨な状況になっていると思います・・・おそらくこれらの銀行全てが破綻する可能性はかなり低いです。
そして過去のS&P500指数を見て見ましょう。
今から15年前の2003年から見ても今の指数は3倍以上です!!
年平均6%以上の運用であれば手数料を含めた元本140%以上が確保できると思っていますがS&P指数を見るとそれも難しいことではないかなと考えています。
ですが、為替リスクがあるため満期までに海外銀行口座の開設を検討したいと思っています。
最後に・・・
日本国内で販売されている学資保険では考えられないような内容ですよね。
円建て保険は主に国債での運用ですがマイナス金利導入により資産の増えはイマイチとなっています。
海外へと視野を広げてみると日本では考えられないような金融商品があることに驚かされます。
海外の商品って聞くと「なんだか怪しいな…」なんて警戒してしまうと思いますが、それは「よく知らない」からなんですよね。
日本製が一番安心だろ!国内だけで資産形成しとけばいい!貯金だけしとけばいい!!といった考え方ではなかなか資産は増えないと思いますし、その国内至上主義な考え方は偏っており危険かもしれません…
日本の常識は世界からすると非常識だったりするものです。
はじめは敷居が高いイメージのオフショア投資でしたが、ちょっとの勇気でこんなにも気軽にオフショア投資が始められるとは思わなかったです。
それは契約者側にとって不利とならないようなサポート企業・IFAと出会えることができたからですけどね。
手数料は高いですが確実に資産形成をしていくにはオフショア投資も1つの手かなと思います。オフショア投資の養老保険なんか20年、30年後に拠出金に対して3倍、5倍になるような商品もありますしね・・・バブル時代の日本の保険みたいですね!いや、それ以上?!